ATM網呼受付制御のための神経回路網型セル損失率推定法の検討
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概要
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本報告は、ATM網呼受付制御の高速処理実現を目的としたセル損失率推定法に関するものである。ここでは、カルマンフィルタ理論を適用したニューラルネットワークにより、平均セルレートとピークセルレートからセル損失率を推定する方法を提案するとともに、複数種のトラヒックが多重化した場合の評価例を示している。ニューラルネットワークの学習に際しては、Nonparametric法による厳密解を用いて、セル数の平均、分散、3次の中, 亡、モーメントをもとに3層パーセプトロンヘ適用した。本報告で示したアルゴリズムは、対象とするモデルの最適化をはかることにより、呼源の増大などに関わらず一定の時間内でセル損失率の推定が実現可能となるものであり、高速化に向けた今後のネットワーク制御に有効となる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-07-19
著者
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