擬似中間調画像からの中間調画像推定
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では擬似中間調画像から中間調画像を推定する一方法を提案する。擬似中間調画像を平滑化すると中間調画像が得られるが、ウィンドウサイズに依存して大きなノイズが残ったり、エッジがぼけたりして推定画像としては十分ではない。そこで、原画像の濃度変化はあらゆる方向において局所的には直線で近似でき、擬似中間調画像を小さいウィンドウで平滑化した画像は原画像にノイズを加えた形で表せるという仮定に基づき、最小2乗法により平滑化画像から原画像の濃度変化の回帰直線を求め、着目画素での回帰直線の値を推定濃度とする方式を提案する。また、本方式によりノイズが小さくボケの少ない推定画像が得られることを示すとともに、シミュレーション実験結果を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-21
著者
-
山田 英明
シャープ株式会社 通信技術研究所
-
武田 裕紀
シャープ株式会社 通信技術研究所
-
松原 俊幸
シャープ株式会社 通信技術研究所
-
町野 勝行
シャープ株式会社通信技術研究所
-
菊池 健晴
シャープ
-
町野 勝行
シャープ(株)中央研究所
-
町野 勝行
シャープ
-
山田 英明
シャープ(株)通信商品開発センター
関連論文
- ディザ画像の高能率符号化法
- 文字・網点混在画像の像域分離法
- 段階的ビットプレーン符号化の一方法
- 多値ディザ画像の段階的符号化
- 擬似中間調画像からの中間調画像推定
- 20-2 ISDN対応カラー静止画テレビ電話の開発
- B-5-211 HiSWANaシステムにおけるARQ実装に関する一検討(B-5.無線通信システムB(ワイヤレスアクセス))
- 11-5 メモリ付薄膜ELパネルの光による書込み、消去
- B-14-13 リモートメンテナンスシステムにおけるアクセス方式の一検討
- 4)算術符号を用いた2値画像の高能率エントロピー符号化(画像通信システム研究会)
- 算術符号を用いた2値画像の高能率エントロピー符号化 : 画像通信システム
- マルチメディア多重化モジュールの一検討
- カラーファックスと画像・信号処理