アダマール変換を用いた可逆符号化の符号量削減
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概要
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8x8次のアダマール変換を用いた可逆符号化方式を提案する。アダマール変換の変換係数には、ビットパターンにブロック内で相互関係がある。すなわち変換係数の下位6ビットのうち、適切な半分のビットがわかれば、残りのビットを導出できる。この関係を符号量削減に利用する。提案方式は少ない演算量でJPEG可逆符号化方式と同程度の符号化特性が得られ、下位ビットの符号化方法を工夫することで改善が期待できる。また、提案方式は変換係数のレベルでDCT符号化方式との相互接続が可能である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-04-13
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