3次元仮想空間における集団コミュニケーション環境の一検討
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概要
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多人数が3次元仮想空間を共有し,参加した場合のコミュニケーション環境を充実させることは重要である.しかし,十分に論議されていないのが現状である.本研究の目的は,このようなコミュニケーション時に必要性の高い情報を抽出し,それらの情報を対人距離に応じた適切な手段で呈示すること,および多人数,すなわち群衆の動向の把握と対個人コミュニケーションを両立することの2点である.これらによって,現実世界でのコミュニケーションと同様の,あるいはそれ以上の環境を提供することが可能となる.本報告では,社会心理学における対人コミュニケーションの研究結果に基づいた仮想空間における対人距離の基準値の設定と計算方法,呈示すべきコミュニケーション情報の抽出基準,および群衆内の個人の表示方法について述べ,これらのシミュレーションの結果を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-06-21
著者
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