CRT Displayガンマの精密な補正と奥行き感の改善
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概要
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我々の研究の目的は、高度な芸術的印象の再現に関係の深い物理要因・特性を明らかにすることである。従来の特性よりはるかに厳しい(1)R, G, B間のcross modulation, (2)階調性(γ), (3)step responseが要求されることが明らかになってきた。この2番目の再現にガンマ特性が大きく関わっている。本研究では、高品位ディスプレイの高精度の色再現をするために、ディスプレイのガンマ特性を入力の逆特性であるγ=3.0(信号レベルに依存せず一定)が、保てるように画像に補正をかけた。評価実験の結果、評価語「奥行き感」が補正前と比べて大幅に向上し、ガンマ特性;階調・色の忠実な再現が奥行き感の再現に非常に重要であることが明らかになった。同時に画像の品位が向上した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-02-03
著者
-
宮原 誠
北陸先端化学技術大学院大学
-
小林 幸夫
北陸先端化学技術大学大学院 情報化学研究科
-
猪野 高雄
北陸先端化学技術大学院大学 情報科学研究科
-
猪野 高雄
北陸先端化学技術大学院大学情報科学研究科
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