マルコフ過程によるソフトウェア・アベイラビリティモデルの構築

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概要

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本研究では,ソフトウェア故障時間およびフォールト修正時間を考慮したソフトウェア・アベイラビリティモデルを構築する.ここで,ソフトウェア故障発生時間に対するハザードレートは,フォールトが修正・除去されるごとに幾何級数的に減少していくと仮定する.ソフトウェアの挙動は,ソフトウェア故障が発生していない動作状態と,ソフトウェア故障が発生して動作状態にない修理状態の二つの状態を繰り返すものと捉えて,これをマルコフ過程を用いて記述する.また,このソフトウェア・アベイラビリティモデルに基づいて,ソフトウェアの性能評価のための尺度を導出し,アベイラビリティ評価の数値例を示す.
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-12-16

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