手書き文書における感性的情報処理
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概要
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人間は書かれる文字や文書から書き見の伝えようとする内容を越えた細やかな情感や心根さえも読み取ることができる.このような文字意味を越えて伝わってくる情感は論理的,客観的には説明しがたいものではあるが,受け取る印象は不思議に似通ったものの場合が多い.このような文字,文書が醸し出す印象的特徴を書がもつ感性情報と捉えて,情報科学的な処理手法を試みる.本論文では人間の受ける直感的感覚に近い高次レベルから,文字パターン処理に基ずく低次レベルの評価構造を仮定して感性評価実験を試みる.文書パターンの濃度周辺分布特性から文書の行並び特性,行の乱れ度合を,フーリエ直交変換係数のヒストグラム分布から濃淡のはっきりしたきれいな文書,ぼやけて鈍い文書の相違が検出できた.
- 1994-04-23
著者
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山崎 敏範
香川大学教育学部
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ブンケ ホルスト
Institute for Informatik,Bern University
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ブンケ ホルスト
Institute For Informatik Bern University
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