上昇型プッシュダウン木オートマトンの一構成法
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概要
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W. C. Rounds[1]の提案した文脈自由木文法 (CFTG) に対して, Schimpf and Gallier[2]はこれが生成する文脈自由木言語 (CFTL) を葉から根の方向へと解析することによって受理する上昇型プッシュダウン木オートマトン (b-PDTA) の構成法を示している. しかしながら, Schimpf and Gallier[2]の提案したb-PDTAは実質的に無限個の遷移規則を有していると考えられる. 従って, b-PDTAによる受理 (または非受理) の判定を有限時間内で行うことができない場合がある. 本論文においては, そのような欠点を補うために新しいb-PDTAのモデルを提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-10-31
著者
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