フェライト微小チップから成る電波吸収体の整合特性について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本報告では, 異なった微小なフェライト電波吸収材を周期的に配置した, いわゆる多媒質分布面電波吸収体について, その整合特性をFDTD解析および, 実験的によって明らかにした.とくに本研究では, 微小な単位フェライトを集積して構成する電波吸収体を「微小チップ集積型電波吸収体」と称し, その整合特性を検討している.ここでは2種のフェライトの組み合わせから成る電波吸収体の相互の体積比, フェライト厚などパラメータにとり, 整合特性を検討した結果, 各フェライト厚を不揃いにすると整合特性が高周波側へ移動することなどを明らかにしている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-12-14
著者
関連論文
- 1.新世代通信技術を見据えたメタマテリアルの現状 : 総説(新世代通信技術を見据えたメタマテリアルの現状)
- 表面に周期導体を分布させた電波吸収体の薄層化特性
- B-4-66 フェライト表層面に導体を配置した電波吸収体のFDTD解析
- 高周波機能材料を用いた電波吸収体の構成方法
- EMC用高周波機能材料について
- 実践講座 EMI/EMC測定の電磁気と回路-10-電波散乱・吸収とEMI/EMC(1)電波吸収材とその設計と測定(その2)磁性電波吸収体
- 磁気式コードセンシング通信システムのセンシング速度について
- B-8-26 磁気式コードセンシング通信システムの長尺コードの構成法について
- 磁気式コードセンシング通信システムのセンシングの安定化について
- 微小空孔を設けたゴム系電波吸収体の整合特性