放射ノイズレベルを低減するディジタルプリント配線板の設計
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概要
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最近の安価なOA機器等はCPUと数個のメモリー及び数個のASICの構成が多く、多くの出力レポートは軽負荷で動いている。このため200MH_Z付近の放射ノイズレベルが高い。この原因究明のためヘキサインバーター2個と10MH_水晶発振器を搭載した4種類のPCBを試作し軽負荷動作をさせた。その結果、電流ループ面積の減少以外にバイパスコンデンサーの配置と電源系の布線により、200MH_Z付近だけでなく50〜300MH_Z領域の放射ノイズレベルを大きく低減できることがわかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-06-03
著者
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