プリント基板における静電気放電経路とこれに対応する設計研究
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概要
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電子機器において静電気放電による誤動作が問題になっている。本稿の目的は、静電気放電(ESD)イミュニティを向上する静電気放電経路のプリント基板レイアウト設計技法を提示することである。静電気放電電流が流れる回路基板パターン(FG)は、十分な導体幅を有し、そのパターン長が筐体フレームとの接続を含めて最短であることが要求される。一方、回路基板の二次側(SGND側)とFGパターンの間隙は、回路二次側へのESD誘導電流を低減するために十分大きい値を採る必要がある。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-07-06
著者
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