コプレーナλ/4フィルタの新規結合構造の解析
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概要
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筆者らは広帯域化が可能なend-coupled型コプレーナλ/4フィルタとコプレーナ線路の中心導体と両側の接地導体をクランク状の短絡線路で繋いだ誘導結合構造を提案してきた。本報告では、コプレーナ線路を結合スロット線路として表現し、かつ2つのコプレーナ線路の端面接続をスロット線路のインターディジタル結合と見なした等価回路表現を提案している。この等価回路を用いた計算値と試作実験の測定値は良く一致することを示す。本誘導結合は、10%程度の結合係数を容易に得ることができ、広帯域のコプレーナフィルタの実現に有効である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-07-16
著者
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