Erドープガーネット結晶薄膜を用いた導波路型光増幅素子の分光特性
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概要
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ファイバ型増幅器に代わる次世代の光増幅器として、希土類イオンドープガーネット結晶薄膜を用いた集積型光増幅素子を提案する。これまでに素子長4mm、幅20μmのZnO装荷Nd:YGG薄膜チャネル導波路型光増幅素子により、波長1.06μm帯において6.5dBの利得を確認している。我々は、新たに通信波長1.55μm帯における導波路型光増幅素子の実現を目的とし、活性イオンにEr^<3+>を選択して、YAG基板上に1.3at.%Er^<3+>ドープYGG薄膜光導波路の作成を行ってきた。本報告では、スパッタにより作成したEr:YGG薄膜スラブ導波路の光伝搬損失の波長依存性(吸収スペクトル)を測定し、0.98μm帯および1.48μm帯における最適励起波長を決定した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-21
著者
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