マイクロ波通信用誘電体デバイスの小形化への技術展開
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
携帯電話中心とした移動体通信市場は大きく拡大しており、なお小型化、軽量化へのニーズは大きい。それらの装置のフロントエンドに使われる誘電体デバイスは、装置の小型化に寄与してきた。その小型化はマイクロ波用誘電体を取り巻く多くの要素技術の開発により実現されたものである。特に技術変化の大きい移動体通信用誘電体フィルタを見ると、基地局用では、多様な誘電体共振器により定損失化が図られ、端末用では、材料の高誘電率化と複数共振器を一体化することにより小型化が行われている。今後、材料と微細加工技術の進歩により、複合化、高機能化が進むであろう。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-12-19
著者
関連論文
- 共振器法による誘電体材料の相互変調ひずみの測定法
- 1995年IEEE MTT-S国際マイクロ波シンポジウム報告
- 1993年IEEE MTT-S国際マイクロ波シンポジゥムワークショップ出席報告
- 1993年IEEE MTT-S国際マイクロ波シンポジウ報告
- 1994年IEEE MTT-S国際マイクロ波シンポジウム報告
- デュアルバンド低雑音増幅器
- 一体成型セラミックを用いた携帯電話用小形誘電体フィルタ
- 小形有極形誘電体アンテナ共用器の設計法
- 直交結合TM110モ-ド誘電体共振器を用いた4GHz帯帯域フィルタ
- 156MHz温度補償型発振器の特性評価
- ディジタル制御温度補償水晶発振器
- セラミック多層機能基板を用いたマイクロ波MCM
- 1.9GHz帯超小型高効率電力増幅マイクロ波MCM-C
- 1997 Microwave Workshops and Exhibition(MWE'97)報告
- マイクロ波通信用誘電体デバイスの小形化への技術展開
- 広帯域での安定化を考慮した低雑音幅器の設計