補題の一般化による定理証明の高速化
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概要
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トップダウン型の定理証明法が本質的に備えている同一解の再計算という問題を解決するため, 中間の計算結果を補題化し, 生成された補題を参照することでこれらの冗長な再計算を回避する手法が提案され, 実際に利用されている.補題の参照時を考えた場合, 補題はより一般的な形(引数中により多くの変数を含む)のものほど, 利用できる機会が増加するので, 結果として探索空間を狭め定理証明を高速化することが期待される.そこで本研究では, 生成された単位節補題を積極的に一般化し, 補題利用の機会を増やす手法を提案する.また, 既存の定理証明器に実際に補題の一般化処理の実装を行い, その性能評価実験の結果を紹介する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-11-30
著者
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