粒間相互作用が記録パターンへ与える影響

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概要

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垂直媒体の粒子間相互作用が記録特性へ与える影響を調べるために、飽和磁化の大きさと交換スティフネス定数を変えたときの記録磁化パターンを計算機シミュレーションにより求めた。飽和磁化を小さくすると、磁化曲線のHcでの傾きが大きくなり、媒体のSNRが増加することがわかった。また、DCイレーズ後の記録では反磁界の影響が大きく、飽和磁化が大きい媒体にはトラック端部に逆磁区が発生することが示された。また、交換相互作用が大きくなると磁化遷移がシャープになるが、短波長ではノイズが増えることがわかった。その時の媒体のSNRは、交換スティフネス定数が0.05×10^<-6>erg/cmで最大となった。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-07-06

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