光注入同期の量子雑音特性の電気的シミュレーション
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概要
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光注入同期による同期増幅過程の量子雑音特性は解明されていない。この増幅過程は非線形であり、我々は現在までに光コヒーレンス理論でしばしば用いられる過剰量子雑音係数による不確定性原理のテスト法を試み、その量子雑音特性を発見的手法により与えた。しかし、この方法では過程のダイナミックスを厳密に記述することはできない。そこでこの理論構築のための一助をなすものとして、電気系における注入同期を構成し、この入力に光の量子状態の特徴の一つであるか位相依存性を持たせた雑音を注入することにより、入力された雑音が注入同期出力に、どのような影響を与えるかを定性的に示す。実験結果より、雑音量の多い直交振幅成分に対して、より大きい雑音抑圧効果があることを明かにする。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-04-27
著者
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