ダイオードスナバにより無効電流を低減したアクティブクランプフルブリッジコンバータ
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概要
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スイッチング電源において2次側整流ダイオードに印加される電圧サージを取り除くためにCRスナバが利用されるが, 動作周波数が高い場合や高温状態など整流ダイオードのリカバリ特性が悪い場合CRスナバを構成する抵抗の損失が大きくなり問題になる。ここでは, CRスナバにダイオードを追加して, CRスナバ効果を落とさずに損失を低減するスナバ構成を考案した。本スナバを, 1次巻線を短絡してゼロ電圧スイッチング動作を行うフルブリッジコンバータに用いた場合, 短絡電流が小さくなるので, 短絡電流によるRMS損失は小さくなるメリットある。しかしながら, ZVSエネルギーは小さくなるデメリットもある。実際に, 500WDC/DCコンバータを試作し, 全体効率において約0.5%の効果確認した。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-05-04
著者
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