DC380V用マイクOヒューズの開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
EMC指令に適合した電源が主流となり、100w以上の電源では高調波電流制限に対応するため一般にアクティブフィルタ方式が用いられている。この方式は一次側入力が三和250Vの場合、二次側出力はDC360Vで、回路電流は数Aとなっている。この回路に適用できるプリント基板実装用の小形マイクロヒューズを開発した。本ヒューズはヒューズ線と端子を特殊な耐熱シリコン樹脂で覆うことでアークの発生を抑制すると共に絶縁性能を高め、且つ部分的に内部空間を設けて遮断時に発生するアークガスによる内部圧力を緩和し、DC380Vの遮断性能を得た。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-09-22
著者
関連論文
- ポリマ系PTC素材の改良による表面実装形過電流保護素子の開発
- DC380V用マイクOヒューズの開発
- パルス電流回路におけるヒューズ選定法に関する一考察
- ポリマー系PTC組成体を用いた3216サイズのチップ型過電流保護素子
- インテリジェントヒーターを用いた網膜芽細胞腫治療装置の開発に関する研究(第一報) : 境界要素法によるリアルタイム眼球断面温度分布推定