コンポーネント指向OpSにおけるDCOMの利用

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概要

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通信網のオペレーションシステム(OpS)において、柔軟なエンドユーザ側GUIの構築や、ops提供データを用いたデータ処理や資料作成を効率的に実現することの要望が高まっている。一方で、高機能なビジネスソフトが現在Windows上のDCOMアプリケーションとして市販されており、簡易なユーザ側GUI構築ツールとしても高い可能性を秘めている。本論文では、コンポーネント指向OpSで、DCOMアプリケーションを利用する手法を提案する。我々はDCOM通信コンポーネントを作成しOpSにDCOMアプリケーションを組み込めるようにした。OpSからのデータの取得、通知の受信などがDCOMアプリケーションで比較的簡単に行えることを示し、市販ビジネスソフトを活用した経済的で柔軟なGUIの構築や、エンドユーザ自身によるOpS提供データの分析などが、簡単に行える可能性が高いことを示した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-07-22

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