確率的時間論理に基づくフォールトモデルを用いた診断方法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ネットワークの障害管理では, アラームの伝搬や検出に遅延があり, 更にこれらが一定しないため, 詳細なフォールトモデルの開発が難しく, モデルベース診断方式の適用事例も少ない.そこで本論文では, まずアラーム観測遅延を確率変数として事象木に付随させた確率的時間論理に基づくフォールトモデルの構成方法を示す.次に, 観測アラーム時系列に対する障害仮説のゆう度を計算し, 赤池情報量基準を最小とする障害仮説を選択するモデルベース診断方式を提案する.最後に, シミュレーションにより従来方式と提案方式の診断適合率と診断保留時間についての比較結果を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-01-25
著者
-
白鳥 則郎
東北大学電気通信研究所 情報科学研究科
-
橋本 和夫
東北大学大学院情報科学研究科
-
松本 一則
KDDI研究所
-
橋本 和夫
Kddi米国研究所
-
橋本 和夫
(株)KDDI研究所
-
松本 一則
(株)KDD研究所
-
白鳥 則郎
東北大学電気通信研究所
-
橋本 和夫
東北大学情報科学研究科
-
Shiratori Norio
Research Institute Of Electrical Communication Graduate School Of Information Sciences Tohoku Univer
-
松本 一則
(株)kddi研究所知能メディアグループ
関連論文
- 情報処理学会,これからの50年(特別インタビュー,写真で綴る情報処理学会全国大会50年史,50周年記念特集号)
- 公開鍵分散管理を目的としたオーバーレイネットワーク適応型構成法の設計(ポストIPネットワーキング,ネットワークモデル,インターネットトラヒック,TCP/IP,マルチメディア通信,ネットワーク管理,リソース管理,プライベートネットワーク,NW安全性及び一般)
- P2Pネットワークのための分散型認証システムの設計(セッション4:ネットワーク(1))
- 現実空間での社会的振舞を活用した柔軟かつ安全なアクセス制御方式(マルチメディアとコンテンツ共有,オーバーレイネットワーク,VPN,DDoS,ネットワークセキュリティ,P2P通信,ネットワークソフトウェア,一般)
- LM-009 P2Pネットワークのための分散ハッシュ型認証手法(ユビキタス・モバイルコンピューティング)
- 社会的関係を活用した第三者に対する柔軟かつ安全なアクセス制御(セッション1:アプリケーション)
- 利用者の知覚に基づく3次元共有空間の動的QoS制御方式(アクティブネットワーク, IP-VPN, ネットワークセキュリティ, 超高速ネットワーク, P2P通信, ネットワークソフトウェア, 一般)
- 周辺状況を利用した通学時の子供の目的地推定機能(ユビキタスNW,オーバーレイネットワーク,VPN,DDoS,ネットワークセキュリティ,P2P通信,ネットワークソフトウェア,一般)
- モバイルネットワーク環境におけるネットワーク構成情報の可視化手法の提案(ポストIPネットワーキング,ネットワークモデル,インターネットトラヒック,TCP/IP,マルチメディア通信,ネットワーク管理,リソース管理,プライベートネットワーク,NW安全性及び一般)
- 共有情報制御による効果的な共同作業支援(セッション1:アプリケーション)