加算機能を有する冗長復号器
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概要
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加算器配列形乗算器などでは, 冗長符号を用いることにより, 部分積の加算に際してけた上げの連鎖が発生しないので, 高速化が実現する. ただし, これをデイジタルシステムに用いる場合, 純進数への復号が必要になるので, ここでの復号遅延が冗長演算の特長を損なわせていた. 本論文では, 冗長符号に基づく加算器配列形の演算回路出力を復号するための新しい復号アルゴリズムを示す. これにより, 配列加算器の段数を1段分減らすことができることを明らかにしている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-08-25
著者
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