訂正へのシンドローム情報の反映にユニタリ作用素を用いる量子誤り訂正
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概要
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一般に、量子誤り訂正においては固有値から誤り作用素を推定し、その逆作用素を符号に施す。従来の量子誤り訂正アルゴリズムでは固有値から誤り作用素を推定するためにアンシラを観測していた。本稿では、誤り作用素を推定するために観測を行わずにユニタリ作用素を用いる量子誤り訂正アルゴリズムを提案する。また、このアルゴリズムを用いれば初期状態や発生した誤りの異なる複数の系に対して同時に量子誤り訂正を行うことができることを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-09-09
著者
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古田 憲一郎
東芝研究開発センターコンピュータ・ネットワークラボラトリー
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古田 憲一郎
(株)東芝研究開発センター
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古田 憲一郎
東芝研究開発センター
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古田 憲一郎
(株)東芝研究開発センターコンピュータ・ネットワークラボラトリー
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