実装データベースのデザイン技法研究(第1報) : リアルタイムシステムにおける実装データベース論(インターネット環境のコンテンツ技術及び一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
正規化はデータ整理テクニックの1つに過ぎないにも拘らず,それがデータベースの主流設計法のようである.リレーショナルデータベース・システムでは予めコード表をデータベースに格納して置き,アプリケーションプログラムの中で,本来,必要なデータファイルを,その都度仮想的に生成し,その上で手続き型処理ロジックを走らせている.このことが原因で,実装データベース構造とアプリケーションが必要とするデータ構造の乖離が大きい程処理に負担が生じる.実装データベースは,アプリケーションの負担を減らすこと,レスポンスの向上を図ることを目的に設計すべきである.この為には,従来のリソース,イベント,サマリの3種類のデータファイルや正規化に拘る事なく,リソースに時間概念を持たせ,トランザクションには更新処理を許す等の工夫を行って現実のシステム開発で実践し,効果を上げた実装データベースのファイル構造パターン,リソース(時間概念付),トレーサビリティー・トランザクションについて述べる.
- 2004-05-31
著者
関連論文
- 実装データベースのデザイン技法研究(第1報) : リアルタイムシステムにおける実装データベース論(インターネット環境のコンテンツ技術及び一般)
- 亀の子モデルを適用した会計処理システムの要求分析法(開発支援)
- NAT-WCAP技法 : 基幹システムWeb開発法(インターネット環境のコンテンツ技術及び一般)(セッション2「Web/コンテンツ処理」)