縦振動円盤および曲げ振動円盤を用いた大容量超音波複合振動源の構成、振動特性および溶接特性について
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概要
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先に27kHz のボルト締めランジュバン型PZT振動子6本を中央が振動ループとなる円盤の外周部に設置し、円盤中央に設置した複合曲げ振動棒を駆動する複合振動源を構成し振動特性等につき検討したが、更に振動速度変成のためにチタニウム合金およびステンレス鋼製の複合曲げ振動棒の曲げ振動ノード部に段部を設置し、複合曲げ振動棒を円盤上下に設置した複合振動源について振動分布、駆動軌跡等につき検討した。また振動源の直径が約1/2の(2,1)モードの複合曲げ振動円盤の曲げ振動ループに40kHz の振動子を4本垂直に設置した超音波複合振動源を構成し、振動特性につき検討した。複合振動源を用いてアルミニウム、アルミニウム合金の溶接特性について検討した。複合振動を用いることにより直線軌跡の場合と比べて溶接面積が大になり、より一様で強度の高い溶接部が得られ、また方向性のない接合が可能となる。
- 2004-07-15
著者
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