IP/光マルチレイヤネットワークにおけるQoS制御方式の検討(光ネットワーク構成技術,インターネット関連技術,及び一般)
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概要
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本稿では,IPレイヤのホップ・パイ・ホップ転送と光レイヤの波長パスカットスルー転送を同時にサポートするマルチレイヤネットワークにおいて,DiffServアーキテクチャにもとづくQOS制御方式を提案する.まず,ネットワーク内でクラスの異なるトラヒックを分離する方法の違い(DiffServキューによるクラス分離と波長によるクラス分離),転送方式の違い(IPホップ・バイイ・ホップ転送と波長パスカットスルー転送)にもとづいて分類される4方式を示す.シミュレーションにより,ノードでの必要ポート数を尺度として,4方式を比較評価する.その結果,トラヒック量が少ないうちは,IPホップ・パイ・ホップ転送が低コストであるが,トラヒック量が多くなると,波長パスカットスルー転送のコスト増加傾向が急速に縦やかになることが分かった.最後に,トラヒック量とDiffServキューのコストの観点から,4方式の適用領域を示す.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-06-30
著者
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