光ソリトン伝送に対する分散ゆらぎの影響及びその対策に関する検討((フォトニック)IPネットワーク技術,(光)ノード技術,WDM技術,一般)

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概要

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既設光ファイバ程度の波長分散ゆらぎが、40Gbit/s-1000km級の高速ソリトン伝送に対して与える影響を、数値解析に基づいて検討した。また、その対策として、累積分散のずれが0となるように周期的に分散を補償するシステム、及び、受信端に適応分散等化器を配したシステムを想定し、それぞれの伝送特性を数値的に評価した。その結果、局所分散のゆらぎにより、伝送後のアイ開口は大きく変動することが示された。また、平均分散に対する分散距離より短い区間で累積分散のずれを周期補償すれば、波形歪を軽減できることも明らかになった。受信端に配した適応分数等化器で波形歪補償を行う場合、与えるべき分散補償量は、異常分散側に片寄ることが予見された。
社団法人電子情報通信学会の論文
2004-01-23

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