東シナ海産アカアマダイに対する底延縄と立延縄の漁獲物体長組成および漁場利用について
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概要
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東シナ海でアマダイ類を対象とする底延縄と立延縄について,水揚物の銘柄組成を尤度比検定で比較した。また,聞取りにより操業漁場を調査した。さらに,両漁法を用いた操業実験による漁獲物体長組成を,尤度比検定により漁法別と操業水域別とで比較した。その結果,水揚物には漁法による差がみられたが,それは漁法による漁獲特性の違いによるものではなく,両者の漁場が異なっていることに起因することが示唆された。今後,水域別の漁獲物体長組成の特徴をより明確にすることにより,本漁業の資源管理の推進に資することが期待される。
- 2005-01-15
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