日本の水産資源管理理念の沿革と国際的特徴
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概要
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日本の水産資源管理制度には大宝律令以来1300年間にわたり「資源利用者による資源の保護・培養」という理念が貫かれている。また近年の資源管理協定やTAC法の協定制度等の,漁民の自主協定による資源管理制度は,行政費用の低さや柔軟性,政治理念から言っても推進していく価値がある。一方で米国は「政府による資源管理と市民による資源利用」という二元的制度であり,資源利用者は専ら自己の利潤最大化に専念する。こうした理念的特徴を有する日本における水産学には「日々の漁業操業の中での資源管理」という視点が重要である。
- 2003-05-15
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