多孔パイプを持つ消音器の減音効果の解析
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概要
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エンジンからの脈動気流を平滑化し, 更に騒音レベルの増大の起因となる気流の速度を低減するのに有効であるため, 消音器内には多孔パイプが広く用いられている。多孔パイプを使用する場合, 問題となるのは消音器内部で異なる共振が発生し, それに従い挿入損失が低下することである。本論文では, 多孔パイプを消音器の空胴に装置しない場合と装着する場合についての消音器内部の共振を理論及び実験結果で示す。更に, 挿入損失を改善するための尾管の設置方法について述べる。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 2005-10-01
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