音声認識におけるルールベース法による話者独立音素セグメンテーション

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概要

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不特定話者対応の連続音声認識の前処理として,音素境界の推定に適した特徴パラメータを用いた音素セグメンテーションに関する結果について述べる。本提案法では,特徴パラメータと固定した数種のしきい値との大小比較によって求めた音素の境界候補を話者非依存のアルゴリズムに基づいて取捨選択して音素境界の推定を行うルールベースの手法を用いている。従って,本方法の主要な特徴は学習データを必要としないことである。多様な音素環境を持つ音素バランスデータ,男女の様々な声質を含む多数話者データ,多数の男女の話者による連続音声データのそれぞれに対してセグメンテーション実験を行い,本提案法の音声認識の前処理としての有効性を示す。
社団法人日本音響学会の論文
1999-10-01

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