オーケストラ演奏音確率過程モデルの高次化
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概要
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本文は、さきに報告した1次のオーケストラ演奏音確率過程モデルについて確率密度関数、確率分布関数、モーメントの特殊関数表示などを与えたのち、これらを基礎に高次の積確率過程モデルを導く。まずモデルを構成する可聴周波数成分と強さの変動成分の二つの基本要素に関し、それぞれの高次確率密度関数や高次モーメントなどを求め、次にこれらを合成する高次の積確率過程モデルの一般的確率密度関数と、特別次数の具体的確率密度関数を導いた。2次の確率過程モデルを重視し、確率密度関数より、モーメント、自己相関関数を順次に誘導して、積過程のパワースペクトルの性質を論じた。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1994-11-01
著者
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