hCG enzyme immunoassay (EIA) による血中 LH/hCG レベルの測定 : 基礎的・臨床的研究
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概要
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Enzyme immunoassayとは,放射性同位元素の代りに酵素の助けを借り,抗原または抗体を測定する微量定量法である.しばしば悪性腫瘍においても産生され,その場合腫瘍マーカーとして重要である hCG様物質の血中濃度を,サンドイッチ法による hCG-EIAの系列を組み測定し,基礎的研究,臨床応用を行った.hCGを精製後,家兎に免疫し,抗 hCG抗体を得た.これを飽和硫安法及び DEAE sephacelで IgG分画を得た.plastic ballに抗体をグルタールアルデハイド法で吸着させ,また HRPを Nakaneと Kawaoiの方法で抗体にラベルした.標準曲線は,3.9〜500mlU/mlの範囲で良好な dose response curveを得た.
- 社団法人日本泌尿器科学会の論文
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