界面活性剤 CAE による培養 L 細胞の微細構造変化
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概要
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Nα-cocoyl L-arginine ethylester DL-pyrrolidone carbonate (CAE), a cationic surfactant, is a condensation product of amino acid with fatty acids and neutralized with DL-pyrrolidone carboxylic acid. This CAE is known to show low irritation of skin and to have detergency and broad bactericidal action. In our previous study, 50% inhibition of cell growth with CAE was about one-eighteenth of that with benzalkonium chloride, which was one of disinfecting cationic surfactants. In this paper, we observed the structure to investigate the cytotoxicity in more detail. Mouse L cells were cultured at 37℃ for 20hr in minimal essential medium (MEM) supplemented with 3% fetal bovine serum. The structure of cultured cell was observed at 1, 3, 5, 10 and 40 minutes after exchanging MEM with the one contained CAE, concentration of which was 75μg/ml. Characteristic changes in L cell ultrastructure were revealed by scanning electron microscopy (SEM), and transmission electron microscopy (TEM). The cells were found by SEM to change only 1 minute after CAE treatment. Microvilli were decreased and several wrinkled lines were shown on the surface of spindle-shaped cells. Irregular outline in the nuclei, some concaves on the surface, and bubbled form at the tips of spindle-shaped cell protrusion were shown in 3 minutes. There was slightly less dense cytoplasmic ground substance. These changes became more marked with time, 10-minute-treatment resulted in folding of plasma membrane. Treatment with CAE for 40 minutes seemed to result in cell lysis. Effects of a cationic surfactant on the ultrastructure of cultured cell appear to be useful for estimating its degree of skin irritation.
- 九州歯科学会の論文
- 1995-06-25
著者
-
東 泉
九歯大・応用薬理
-
小住 佳子
九州歯科大学歯科薬理学講座
-
黒木 賀代子
九州歯科大学健康増進学講座口腔応用薬理学分野
-
小住 佳子
九歯大・歯薬理
-
大住 伴子
九州歯科大学 歯薬理
-
東 泉
九州歯科大学口腔応用薬理学分野
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