P-14 チタン粉末をフィラーとする金属-高分子複合体のX線不透過性と機械的性質
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概要
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支台築造材料のX線不透過性は歯質と材料の適合状態の観察や二次齲蝕の診断に不可欠な所要性質の一つである.現在金属鋳造物やアマルガムによる築造体は十分なX線不透過性を有しているものの, コンポジット築造体の造影性は十分ではない.本研究では高いX線不透過性をもつ支台築造用コンポジットを開発することを目的として, チタンを含有する金属-高分子複合体を調製しX線不透過性, 機械的性質について検討した.その結果チタン-高分子複合体は築造材料として十分なX線不透過性を示すことが明らかになった.またチタン粉末をあらかじめ4-METAなどの接着性モノマーで処理することにより複合効果が得られた.
- 日本歯科理工学会の論文
- 1990-03-15
著者
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