各種市販アマルガムの金属組織学的研究

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概要

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各種市販アマルガムの金属組織構造を, SEM/EDXを用いて検討した.その結果, アマルガム合金は, 6%以下の銅含有量を有する低銅アマルガム合金と6%より多量の銅を含有する高銅アマルガム合金の2種に大別できた.さらに, 高銅アマルガム合金は, 銅の添加方式により混合型および単一分散型に分類できた.これらの合金からなるアマルガムは, それぞれ特有な像を示した.低銅アマルガムは3つのタイプ, すなわち, 削片状タイプ, 球状タイプおよび混合型タイプに分類できた.一方混合型高銅アマルガムは, nonγ_2タイプとγ_2相有含タイプに分けられ, さらに合金粒子の形状および組成により, いくつかのタイプに細分できる.また, 単一分散型高銅アマルガムは, 球状, スフェロイダル状および削片状の3つに分類できた.
日本歯科理工学会の論文
1983-09-25

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