頚髄損傷の治療について : 24自験例より
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概要
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To clarifry the ideal surgical timing for cervical cord injury, we analyzed twenty-four patients exhibiting this injury. Twenty patients were men and four were women. Early surgery within 7 days of trauma was performed in seven cases and surgery in subacute stage during 8 to 14 days from trauma was performed in eight cases. The other seven cases were operated as a late surgery group over 14 days from trauma. While thirteen cases had fractute or dislocation of cervical vertebrae, the other eleven cases were without bone damage. Sixteen cases of the 24 improved symptomatically judging with the Frankel grade. Eight cases did not improve. We checked the exact cause of these cases. The result of some cervical cord injuries have good outcomes with surgery in subacute stage or late surgery after preserving cervical stability. Early surgery is considered to be more effective in other patients, especially in the cases with bone damage and cervical cord compression showed by MRI. Attention to the timing of surgical intervention is important in cases of cervical cord injury.
- 日本脊髄外科学会の論文
- 2005-03-31
著者
-
藤井 本晴
京都きづ川病院脳卒中・神経疾患センター脳神経外科
-
中野 博美
京都きづ川病院脳卒中・神経疾患センター脳神経外科
-
高家 幹夫
京都きづ川病院 脳神経外科
-
山上 達人
京都きづ川病院 脳神経外科
-
武内 重二
京都きづ川病院 脳神経外科
-
武内 重二
京都きづ川病院脳卒中・神経疾患センター脳神経外科
-
高家 幹夫
京都きづ川病院脳卒中・神経疾患センター脳神経外科
-
山上 達人
京都きづ川病院脳卒中・神経疾患センター脳神経外科
-
高家 幹夫
京都きづ川病院 脳卒中 神経疾患センター 脳神経外科
-
中野 博美
京都きづ川病院 脳神経外科
-
藤井 本晴
京都きづ川病院 脳卒中・神経疾患センター 脳神経外科
-
山上 達人
京都きづ川病院 脳卒中・神経疾患センター 脳神経外科
-
武内 重二
京都きづ川病院 脳卒中・神経疾患センター 脳神経外科
-
中野 博美
京都きづ川病院 脳卒中・神経疾患センター 脳神経外科
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