Peer-to-Peerネットワークにおけるデータアクセス頻度を考慮した確率的な複製配置手法について(セッション2 : 分散システム)

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概要

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近年, 計算機の高性能化とネットワークのブロードバンド化に伴い, Peer-to-Peer(P2P)ネットワークを用いたデータ共有に関する研究が注目されている.本稿では, ピュアP2P型ネットワークを用いたデータ共有サービスにおいて, 各ピアの負荷分散と検索効率の向上を目的とした複製配置手法を提案する.提案手法では, 検索クエリが要求データを保持するピアを発見した経路上のピアにおいて, 各データに対するアクセス頻度の順位に応じて, 複製を作成するか否かを決定する.さらに本稿では, シミュレーション実験により, 提案手法の有効性を検証する.
一般社団法人情報処理学会の論文
2005-01-20

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