OSIネットワークにおける移動体対応プロトコル
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概要
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OSIの階層的なネットワーク体系では,エンドシステムの移動をエリア間移動とエリア内移動に分けてとらえることができる.エリア間移動では,ネットワークアドレスの変化が生じるため,システムの識別と現在所在地へのパケットのフォワードのための枠組が必要となる.エリア内移動ではアドレスが変化せず,OSIのルーティングプロトコルであるES-IS,IS-ISを使用してエンドシステムの移動をサポートすることが可能ではあるが,移動のたびに所在地の変更を示すパケットが交換され効率が悪い.本稿では,このようなOSIネットワーク環境において移動体を効率良くサポートする手法について論ずる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-03
著者
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