プライバシー保養を考慮した個人情報管理システムに適した暗号プロトコル
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概要
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個人の属性を利用した認証などの個人情報を必要とするサービスにおいて、情報の真正性を保ちつつ、利用者の許可した相手に対して許可した情報のみの開示を可能とする方式としては、当該情報を個別に暗号化して、選択して開示する方式が提案されている[1]。本方式においては、暗号化に利用される鍵自身が情報の属する利用者に関する識別情報となるため、事業者の結託により、復号に用いられる鍵をキーとして同一人物に属する個人情報の関連性を解析可能であるという問題点が存在する。本稿では、事業者へ渡す復号用の鍵を毎回異なるものにすることにより、上記の問題点を改善した暗号プロトコルを新規に提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-02-14
著者
-
橋川 善之
NTTデータ・セキュリティ株式会社
-
松尾 真一郎
株式会社nttデータ
-
坂本 弘章
(株)NTTデータ
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松尾 真一郎
(株)NTTデータ
-
橋川 善之
(株)NTTデータ
-
溝入 優一
(株)nttデータitセキュリティ推進センター
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橋川 善之
株式会社NTTデータ
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