ラウンドトリップ的な設計作業を可能とする開発支援環境の検討
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概要
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データベース設計では,仕様変更・不完全などにより概念設計と論理設計を頻繁に行き来(ラウンドトリップ)して設計が進められる.しかし従来は,変更を行うと影響波及範囲や変更条件が不明などのため,変更に柔軟に対応できなかった.本稿では,具体的なラウンドトリップ作業を支援するという立場から,リポジトリスキーマを設計する.その特徴は,影響波及範囲を狭めるために仕様書(ドキュメント)をその構成要素(オブジェクト)に分解し,ドキュメント単位とオブジェクト単位で管理する.そしてさらにオブジェクト単位での変更履歴を管理し,オブジェクトが変更された背景をあわせて管理することで,さらにその効果を上げる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-01-20
著者
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