ファジィルールを用いた基本心理ベクトルに基づく自律移動ロボットの感情生成実験
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概要
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筆者らは、論理的知識などに比べて表現が比較的困難である感情を効率的にロボットに表現させることを目的として研究を進めている。本研究では、喜び(Joy)・怒り(Anger)・悲しみ(Sadness)の3つの感情ベクトル(基本心理ベクトルと呼ぶ)を基にさまざまな感情行動を表現できる自律移動ロボットのための感情シミュレータを開発した。これらの基本心理ベクトルは簡略化ファジィ推論ルールのみを用いて記述されている。本論文では、超小型マイクロマウスによるいくつかの感情生成実験を行ない、感情シミュレータの有効性を検証したので、これについても報告する。
- 日本知能情報ファジィ学会の論文
- 2000-12-15
著者
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