SNMPを用いたファイアウォール管理工ージェントの構築
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概要
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インターネット接続ではファイアウォールを導入することが一般的になっており、様々なプロダクトが使われるようになってきた。しかしながら、現在のファイアウォールには、不正侵入等の異常状態の発見と検出、その報告の機能が不足している。これらの機能は、より安全なファイアウォールの運用に必須の機能であり、これらの機能の実現が求められてきた。本研究では、これらの機能を既存のファイアウォールに付加するシステムを提案する。このシステムは、ファイアウォールの設定と、異常状態の検出を行うファイアウォール・エージェントとして実現されている。さらに、異常状態の報告にはSNMPの機構を採用しており、既存の管理システムとの親和性を高めている。本論文では、ファイアウォール・エージェントの設計・美装と、SNMPインタフェースを実現するために開発したファイアウォールMIBの概要について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-07-12
著者
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山口 英
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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井上 博之
(株)IRIユビテック ユビキタス研究所
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泉 裕
奈良先端科学技術大学院大学:(現)和歌山大学システム情報センター
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井上 博之
奈良先端科学技術大学院大学
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井上 博之
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
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山口 英
奈良先端科学技術大学院大
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井上 博之
広島市立大学:NICT
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山口 英
奈良先端科学技術大学大学院
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