Web3Dを用いたインターフェースエージェントの構築
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概要
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我々は、Web3Dとストリーミング技術を核としたWeb3D構築ソフトウェア「Fusionetics(FTX)」上にインティメートなインターフェースエージェント技術を導入し、3次元形状の操作、会話のサポートなどを行うミドルウェアを研究開発した。これらの技術は、(株)ソニーミュージックエンタテインメントが運営する音楽配信サイトbitmusicにおいて、新しいユーザインターフェースを持つeコマースサイトの実現のために利用されている。bitmusicpoweredbyFTXは、これまでのeコマースサイトとは異なり、3次元空間の中に、ジュークボックスや動画を配信するスクリーン、各種案内をしてくれる店員エージェントが配置される。従来、動画コンテンツなどストリーミングの再生では、別ウィンドウが開きそこで再生されていたが、ここでは、3次元空間の中で再生が可能である。また、店員エージェントのガイドにより、3次元空間でのナビゲーションをサポートしたり、お勧めの曲を提示し、コマースを支える。bitmusic powered by FTXは、3次元空間の中で、これら全てのサービスを一貫して提供する魅力あるコンテンツとなっている。
- 2002-08-02
著者
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宮下 健
ソニー(株)中央研究所情報通信研究部門1グループ
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宮下 健
ソニー(株)ネットワーク&ソフトウェアテクノロジーセンター
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三宅 貴浩
ソニー(株)ネットワーク&ソフトウェアテクノロジーセンター
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松田 晃一
ソニー(株)ネットワーク&ソフトウェアテクノロジーセンター
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松田 晃一
ソニー(株)ネットワーク&ソフトウェアテクノロジーセンター
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三宅 貴浩
ソニー(株)ネットワーク&ソフトウェアテクノロジーセンター
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松田 晃一
ソニー(株)スープラストラクチャセンターミドルウェア開発部
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松田 晃一
ソニー(株)HENC HE開発本部SW技術部門GT設計部
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