リアルタイム話速変換を用いた対話補助方式の提案
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概要
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高齢者/難聴者における聞こえの衰えを補助することを目的として開発した,話速を変換して「ゆっくり」と音声を聞くためのリアルタイム音声信号処理を,「対話」において使用するためのヒューマンインタフェースを提案する.本方式は,DSP1個を用いたポータブルシステムを携帯し,装置上に設けたボタン操作で話速変換の制御を行なう方式である.本方式により,従来ラジオ音声などの「一方的に与えられる音声」を対象としていたシステムを,対話音声にも利用することが可能になる.模擬システムによる予備評価では,発話タイミングを左右するような使い勝手の上でのいくつかの問題点が抽出された.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-17
著者
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