3D音響ブラウザの実装と駅発車音への適用
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概要
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画像や音響を含むマルチメディアデータを3D空間に配置し、ブラウジングしながら必要なデータを探索する手法を開発してきた。昨年度、音響データの配置に関して、SD法による評価結果から、因子分析結果を用いて3D配置データを生成する方法、および、自己組織化マップ(SOM)を用いて平面上に均等に配置し、階層構造を用いて探索可能とする方法についての報告を行った。 今回は、音響を対象としたブラウザ機能の実装上の問題点や、操作インタフェースの設計指針や工夫について報告する。前回の発表で利用した評価データは、個人による1回評価実験のものであり、実験データの妥当性が問題とされた。このため、今回は、駅の発車音楽に対する評価データを利用することで、具体的な実験データの分析結果の表示にこの3D音響ブラウザを用いれば、どういった発表効果が期待できるか、発表用ツールとしてどんな機能が必要か、などの考察を試みた。
- 1999-08-07
著者
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