音楽理論と経験的知識を整合活用した作曲支援システム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
計算機による自動作曲を行う際、音楽理論のみを用いると、音楽として人間が認めにくい、不自然な曲が生成されることが多い。実際の楽曲には、作曲家の経験的知識が活用されているからである。そこで、音楽理論と経験的知識の両方を整合した知識を持つ、自動作曲支援システムCAMUS (Computer Aided MUsic Synthesis) を構築した。CAMUSは、音長パタン生成、コード進行生成、音高決定の3つのサブシステムから構成され、それぞれのサブシステムで、各々の知識ベースを参照しながら作曲を進める。使用者は、自分の音楽的知識に応じて種々の制約条件を入力することにより、希望する条件を満たした楽曲を得ることができる。また使用者の発想した短い旋律片を楽曲に自動展開する機能も持つ。
- 1997-12-13
著者
-
河合 敦夫
三重大学大学院工学研究科
-
梅本 あずさ
三重大学大学院工学研究科情報工学専攻
-
内山 幹乃扶
三重大学大学院工学研究科情報工学専攻
-
稚野 努
三重大学大学院工学研究科情報工学専攻
-
河合 敦夫
三重大学大学院工学研究科情報工学専攻
関連論文
- 学校非公式サイトにおける有害情報検出(情報抽出(テーマセッション3))
- E_024 補強対象を選ばない英語名詞の可算性判定補強手法(E分野:自然言語)
- 精緻な語のディスクリプションモデル構築のための心理学実験と分析(語彙)
- ロバストな質問応答システム構築のための質問文解析過程に関する一考察(言語理解とオントロジーシンポジウム)
- ロバストな質問応答システム構築のための質問文解析過程に関する一考察
- E_025 対象となる名詞を選ばない規則を用いた可算/不可算判定手法(E分野:自然言語)
- 音楽理論と経験的知識を整合活用した作曲支援システム
- デフォルメ路線図のインタラクティブ生成システムの開発
- SA-7-6 対話対における省略補完の検討
- 会話における省略とその補完
- 会話における省略とその補完
- デフォルメ路線図の自動生成手法の提案
- E-016 表層情報のみを利用した英語母語話者/非母語話者の文書判別(E分野:自然言語・音声・音楽)
- LK-007 未知文書からの母語話者/非母語話者に特徴的な表現の抽出(教育工学・福祉工学・マルチメディア応用)
- 音楽理論と経験的知識を整合活用した作曲支援システム
- 音楽的な音長パタン進行を生成するための知識構成に関する検討
- J-017 車酔いを低減する車載TV表示法の開発(ヒューマンコミュニケーション&インタラクション,一般論文)
- 111 データベース知識再利用に基づくトラブル管理支援システムの構築(セッション3 信号処理・システム)
- A-13-9 データベース中の自由記述からの索引語辞書の構築(A-13.思考と言語,基礎・境界)
- 21-7 自動車が横揺れする際の乗り心地に視覚が与える影響(第21部門 ヒューマンインフォメーション2)