非対訳コーパスを用いた訳語関係の抽出
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概要
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対訳でない独立のコーパスを用いて訳語関係を抽出する手法を提案する。「第一言語で共起する二つの語の訳語は第二言語でも共起する」という仮定に基づき、第一言語の共起情報を第二言語に翻訳することを確率行列の枠組で形式化した。その上で、第一言語の共起情報の翻訳と、第二言語の元の共起情報が類似する様に翻訳行列を最適化する。最適である時は訳語関係の曖昧性が文脈に基づいて最も解消されている場合となる。まず、局所文脈に基づいた訳語の選択を行えることを同枠組で検証した。さらに、第一、二言語で非対訳コーパスから大域的に訳語関係を抽出するために、翻訳行列を逐次的に最適化する原理を示し、有効性を示す定性的な小実験を行なった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-11-17
著者
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