情報検索タスクに基づく自動要約手法の評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では、NTCIR-2ワークショップの要約評価タスクで得られた結果に基づき、情報検索タスクベースの評価手法の有効性について議論を行う。NTCIR-2に提出した2種類の要約と、主催者が基準として用意した3種の要約との計5種類に対する評価結果を、統計的手法で検定した結果、提出した2種の要約の違いは微妙すぎて評価不能であることがわかった。この結果は、情報検索タスクというタスクが、通常の状況では要約作成にとってやさしすぎることに由来すると見られ、例えば、より短い時間で多量の検索結果を判定するというような形にタスク設定を改める必要があることを示唆している。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-07-24
著者
関連論文
- 2-F-10 POS分析とアンケートに基づく大学生協の食育向上の試み(大学でのOR)
- 編集にあたって
- 特集「情報融合」に向けて(情報融合)
- 編集にあたって
- 編集にあたって
- 編集にあたって
- 特集「情報融合」に向けて(情報融合)
- 編集にあたって
- 編集にあたって
- 情報検索タスクに基づく自動要約手法の評価
- 話題の階層構成に基づく関連談話の対応づけ
- 話題の階層構成に基づく関連談話の対応づけ
- 話題の階層構成に基づく文書自動要約 : 本一冊を一頁に要約する試み
- 話題の階層構成に基づく文書自動要約 : 本一冊を一頁に要約する試み
- 文書の話題構成に基づく重要語の抽出
- 見出しを利用した新聞・レポートからのダイジェスト情報の抽出