材料設計のための結晶データマイニングへのアプローチ
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概要
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材料における化学組成、結晶構造、物性それぞれの関係を体系的な分類に基づいて総合的に理解することは、材料設計の基本である。構造や物性値を数多く格納したデータベースは、上記の関係に対する新しい知識を得るための強力な道具となる。ここでは、データベースを利用して無機材料における結晶構造と構造要素のデータマイニングを行う上での問題点を、結晶学的見地から述べる。層状銅酸化物超伝導材料における、新たな探索方法の開発と、複雑で未だ発見されていない規則性を見い出すことを目的として、二次元積層構造に関する分類を行った。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-07-24
著者
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